人間の価値というのは、「人と違うこと」だと思う。
好きなことさせてやりゃいいんですよ。
石原慎太郎(日本の作家、元政治家)
たとえば目の前に人間が100人いたとしましょう。
いきなりですが少し想像してみてください。
もし全員が、
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- 身長、体重がおなじ
- 性格がおなじ
- 髪型もおなじ
- おなじ趣味
- おなじ服装
- ものごとに対しておなじ考え方
- 目指す未来もおなじ
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このように何もかもがおなじような人間ばかりだったら、あなたならどう感じるでしょうか?
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「そんなのありえないし気持ち悪いだろ!」と思われたあなたは正常である証拠です。
でも僕たちが生活している日本では人と違うことをする人や、違う生き方をする人に対して、
なぜか白い目で見られるというおかしい風潮があります。
先ほどお話したように100人中の100人がおなじ人間であるということはありえないのに、なんか矛盾してますよね?
そんな僕自身も過去に、「なんか自分は他の人と違う気がする」ことに悩んでいた時期がありました。
だからこそ、あなたが最後までこのページを読むだけの価値はあると思います。
コンテンツ
【みんなと同じ】方がおかしい
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- いい会社に就職して安定した生活をする
- 「男なら〇〇」、「女なら〇〇であるべき」
- みんなと同じ生き方が安全で正しい
- 嫌われるのが怖いから人と違うことはしない
- 高級車や豪邸を手に入れることが人生のステータス
- 独身は寂しいから結婚しなきゃ!
- 休日は彼女(彼氏)とパーッとドライブでしょ!
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上記のような生き方だったり考え方が多くの人が正しい(常識)と思っていることです。
でも実はこれらのことは国からの教育やメディアによって、
ただ僕たちが洗脳されてきたことにすぎなかったのです。
考えてみてください。
僕たちのまわりに、「高級車に乗りたい!」とか「大手企業に就職すれば安泰でしょ!」と考える人が多いと思いませんか?
たとえば芸能人の大豪邸だったり、超高級車をテレビで公開しているのを見たことがあるはずです。
当然、僕たちのような一般人には夢のような話です。
でも、それを見せつけられたお茶の間の人たちはこのように考えてしまいます。
「なるほど、高級車に乗ったり豪邸にすむことが成功者の証なんだな!」
しかし、そんな芸能人とサラリーマンの収入には天と地の差があります。
にも関わらず、「成功者のステータス」として洗脳された人たちは、
かなり背伸びをしてローンを組んででも、高級車を購入したり家を建てたりしてしまうんです。
車や家は負債になるだけなのに・・・です。
この例え話のように多くの人が正しいと思っていたり、
常識と思っている生き方や考え方はたくさんある選択肢の中の1つにすぎないのですね。
でも教育やメディアの影響によって、「それがすべて」と信じこまされているだけです。
その中で、「自分は人とは違う気がする」と感じておられるあなたは、
「みんなと同じなんてことの方がよっぽど異常である」と気づいていますね?
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※参考記事
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みんなと同じようにするのは自分を見失うだけ
人と違う考え方や生き方がおかしいと感じて、みんなに合わせようとしてしまった経験は誰にでもあるはずです。
もちろん僕にだってあります。
たとえば学生時代ならクラスで流行っているゲームなどの趣味を、
本当はあまり興味がないのに、みんなに合わせて始めてみたことが、あなたにもありませんか?
でも心の中では何も楽しくないし、まわりに合わせれば合わせるほど、どんどん自分を見失っていく感覚がわいてきます。
本当はやりたいことではないし、楽しくないのに嫌われるのが怖いからやっている。
幼少期についた僕たちのこの習慣は大人になってから、さらに人生に悪影響を及ぼします。
ここまで真剣に読みすすめていただいたならご存知のように、
「みんなそうしているから」という理由でみんなと同じ人生を生きること、ですね。
本当は楽しくないし行きたくないものに今日も仕事をするために会社へ向かう。
そんな人たちであふれる世の中を見れば、
どれだけ多くの人が、「自分を見失っているか?」イメージできますね。
その意味では、「人と違うことができる人」こそ、ありのままの自分で生きているということです。
冒頭でもお話したように人間が100人いたとしたら、人の数だけの考え方、生き方があって当然なのです。
【他の人と違う】ことをまずは受け入れることから
「まわりに合わせることが常識だ!」と長年にわたって教育されてきた僕たちですから、
どうしても人と違うことをする、には抵抗があると思います。
でも前項でお話した通り、「みんなそうしているから」との理由で自分の人生や考え方を決めてしまうのは自分を見失うだけです。
なので、「人とは違う自分」をゆっくりでもいいので受け入れてあげませんか?
そのためにまずはあなた自身を、つまり自分自身を理解することが重要です。
あなたが、「人となんか違うな」と感じていても、
生き方を変えなかったり、考えを貫きとおしたりしたのには、きっと理由があるはずです。
あなただけの信念だったり、昔からの夢かもしれません。
いずれにしても、「なぜ自分はこうなのか?」の理由はハッキリしておきましょう。
そして、「人と違う自分」をまずは認めることが大切です。
それがあなたの個性なんです。
そんな僕も他の人とは、「めちゃくちゃズレているな」と自覚しています。
たとえば学生時代、クラスのみんながテストにむけて猛勉強しているなかで僕は、
「こんないつ使うかも分からない勉強なんてしたくない!」
「勉強できる人が頭いいなんて嘘だろう」
こういった僕なりの考えがあったので、テストの点数が悪くて教師に怒られようが、
クラスの笑い者になろうがまったく気になりませんでした。
趣味であっても、みんなが「EXILE」や「GREEEEN」を聴いているときに、
僕は小学生の頃から「尾崎豊」のファンでした。
1993年生まれとしては珍しいと思います。
他人の意見に飲まれてはダメ
繰り返しますが、日本では人とは違うことをする人を、「アイツは変なやつ」といった目で見られます。
その意味でも人と違う僕たちのことを必ず批判してくる人がいます。
それはつまりあなたにとって関わるべき相手ではない人間です。
直感で、「この人といても疲れるだけ」と感じたなら縁を切る勇気もときには必要になってきます。
人と違うことをしようとする僕たちを批判してくる人は単純に、「はみ出す勇気」がない人です。
だからこそあなたを仲間にしようとしてくるのですね。
薄い人間関係なんて自分の人生を歩もうとしているあなたにとっては邪魔になるかもしれません。
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※参考記事
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いずれにしても他人の意見に飲まれてしまうなら、ここまでお伝えしてきたように自分を見失うだけです。
そもそも、ありのままのあなたを受け入れてくれない人は、所詮その程度の関係です。
そんなムダな人間関係によってあなたが伸ばすべき個性を潰したり、人生をムダに生きるのはもったないですよね?
人との違いに気づき受け入れたときがスタート
「自分は人と違うんだ」と気づいたときがあなたの本当の人生がスタートするか?
それとも、みんなと違うのはおかしいことなんだと流されるがままの人生にするか?
この分かれ道になります。
多くの人は自分に自信がありません。
ゆえにその他大勢の人たちが登ろうとするステージに自分を無理やりあげてしまうことになりかねません。
・・・とはいえ、ここまで真剣に読みすすめることができたあなたの答えはもう決まっているはずです。
ここまでお伝えしてきたように、人によって考え方が違うのは当たり前のことです。
言ってしまえば、みんなと同じように生きることを強要してくる国の教育がおかしいんです。
あなたが、
「みんなはそうだけど、自分はこうしたい!」
「私はこうやって生きたい!」
と思われるなら、それがあなたにとっての真実です。
だからこそ1度きりの人生、人と違うとしても堂々と生きましょう。
そういう自由な発想が僕たちを成功に導いてくれるのかもしれません。
かけがえのない人間になるためには、常に人と違ってなければならない。
ココ・シャネル(フランスのファッションデザイナー)
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