※前記事 第4章 ブラック会社とパワハラ
第4章でもお伝えしましたが、僕は新卒で入社した会社を1年で退職しました。
もちろん自分のそのあとの人生に不安はたくさんありましたが、
そのようなことも冷静に考えられないくらい、当時は追い詰められていました。
社長に退職の意思表明したときのことは今でも忘れられません。
声が震えました。
しかも、その日は僕の22才の誕生日だったのです。
誕生日に退職の申し出をするなんて・・・
- 1年で会社をやめた自分を雇ってくれる会社はあるのか?
- 自分はこのさきどうなるのだろう?
- 一生ニートかもしれない
次の就職先が決まらないまま退職をしてしまったので無職としてすごした期間は、
こんなことを考えながら怯えて暮らしていました。
でも、なぜか不思議なことに、「あの会社から解放されたんだ」とどこか安心していた自分もいたのです。
たしかに「無職」というのは世間体も悪いし、
「いい年の大人が親のスネをかじるなんてみっともない」と思われるかもしれません。
ですが、この「無職だった期間」は自分の気持ちをリセットし、自分と向き合うための貴重な時間でした。
そして退職から1か月後、無事に再就職先が決まったのです。
リベンジをこめて、同業種の会社に。
会社を変えただけで年収100万アップ
タイトルを見て、びっくりした人もいるかもしれません。
僕は新卒時代、手取り12万だったとは過去の記事でお伝えしましたね。
日給にすると5500円くらいです。
ですが再就職した会社で初めてもらった給料は18万でした。
社会保険も加入済みで手取りでこの金額です。
資格をとったわけでもない、スキルが上がったわけでもない、
ただ働く会社を変えただけで月にもらえる給料が数万円ほどアップしたのです。
さらに、ボーナスの支給や冬の夜中作業などもあるので、年収にすると100万くらいはアップしたことになります。
ここまでとなると、前の会社で働いていた時期がバカバカしくなってきました。
「前の会社より安くなければいい」という覚悟だったので。
しかも、人間関係もいい、たまにですが週休2日、残業代もしっかりと出る。
普通の会社からすると当たり前のことなのかもしれませんが、
すっかりブラック会社の環境に慣れてしまっていた僕からすると天国のように感じ、
この時は「ずっとこの会社でがんばろう」と思い、
資格や免許を積極的にとりにいったり、とにかく仕事にがむしゃらに取り組みました。
気がつけば、今の会社に入社して5年がたっていました。
生き方に疑問を持ちはじめた2019年
前項を読んでいただくと、「転職に成功して安泰な人生」、
こんな印象を感じたかもしれません。
たしかに、その当時は年収もあがってハッピーでしたし、将来も安心だと思っていました。
しかし26才になった2019年に僕のなかである疑問が浮かんできたのです。
- いまの生活を定年まで続けるのか?
- このままでいいのだろうか?
- もっと自分らしく生きていける方法があるのではないか?
思えば、会社に入って5年間、毎日、毎年、同じことを繰り返して会社と家の往復をしているだけでした。
毎日おなじ時間に起きて、おなじ服を着て、
おなじ道をとおって、おなじ時間に昼ご飯をたべて、
おなじ時間に帰宅して、おなじ時間に寝る。
給料はあがったけど微々たるもの。
これをあと40年近く続けるのか?
想像したら自分の人生が退屈に思えてきました。
でも、どうしたらいいかわからないし、もう20代半ば。
普通なら、手に職をつけて、出世を目指して決意を固め、仕事に打ちこんでいる時期かもしれません。
畑違いの仕事をはじめるには、それなりの覚悟と勇気が必要。
「人生なんてこんなもんか」とあきらめかけていました。
ネットビジネスとの出会い
そんなある日、いつも通り仕事を終え帰宅し、
ダラダラとネットサーフィンをしているとき「ある方」のブログに出会い、
それまでの価値観からすると考えられないような衝撃を受けました。
- 会社に雇われずPC1台でサラリーマンの年収を1か月で稼ぐ
- 好きなときに仕事ができる
- 目覚まし時計で朝、起こされる必要もない
- うっとうしい人間関係が存在しない
- 思いつきで旅行に行ける
世の中には、このような生活をしている人がいると知ったのです。
その方がおこなっていたのが「ネットビジネス」でした。
世の中の9割の人たちは、会社に通勤し20万~30万の給料をもらって生活しているはずです。
もちろん僕もその1人で20年以上、「雇われて稼ぐ」ことしか知らなかった僕には夢のような生活でした。
でも、
- 自分にはそんな才能ないし
- そんな生活ができる人はほんの一握り
- なんか胡散臭い
- どうせ詐欺だろう
- 自分はお金持ちになんかなれない
こんなふうに思えて、にわかには信じられませんでした。
でも、やっぱり気になる。
半信半疑でその方のブログの記事を読んでみることにしたのです。
そしてわかったことは、
その方は、たくさんの苦労をかさね、試行錯誤の末、その夢のような生活を手に入れたようでした。
しかもまるで僕に向けて書いているかのような記事ばかりで、
今までの自分の生き方を振り返るキッカケとなり、僕の価値観が少しずつ変わっていったのでした。
「チャレンジしてみなきゃわからない!」
僕は覚悟を決め、「ネットビジネス」にチャレンジすることを決めました。
言いなりの人生から卒業
「ネットビジネス」にチャレンジを決意したものの、
それまでずっとサラリーマン生活をしてきた僕は、当然ながら自分でビジネスをやった経験はありません。
20年以上も「就職してお金をもらう」ことしか知らなかったので、
まずは幼少期から植え付けられた自分の中の価値観を徹底的にあらためる必要があると感じ、
ビジネス書籍などを読み漁りました。
成功者の自伝や価値観を読んでいるうちに、僕はある事実に気がつきました。
それは、知らない間にみんなと同じ人生を歩まされていたということです。
僕たちは幼少期から親や教師などに、
いい成績をとって、いい学校へいく
いい会社に入って、40年以上働く
このような生き方を目指せと徹底的に教え込まれてきました。
そのため、選択肢が自然と「就職する」の1点だけになってしまっていたのでした。
自然と周りと同じ人生を歩むことが正しいと思いこまされて、そこに自分の意志はなかったのです。
まさに言いなりの人生でした。
この事実に気がついてから、僕は周りと比べる人生をやめ、「自分の本心に向き合って生きる」ことにしたのです。
新たな自分との出会い、再出発
言いなりの人生を卒業することを決めた僕は、過去の自分と決別し、
それまでの習慣や価値観をすべてリセットすることを心がけました。
- 時間の使い方
- お金の使い方
- 物事に対しての考え方
これらを、振り返って「どうすれば今後の人生をよい方向にもっていけるか?」を徹底的に考えました。
1つだけ確かだったことは、昨日と同じ生活を繰り返していてはまた同じ明日しかこないということです。
今までのように、空いている時間をダラダラとYouTubeをみて過ごしたり、
パチンコにお金をつぎ込んだり、失敗を恐れていては何も変わらない。
仕事が終わってからの時間、休日の過ごし方などを変えていくことから始めました。
積極的に「知識」に投資したり、
「ビジネス」について学んだりと無駄に時間を過ごすことがないようにひたすら意識するようにし、
失敗を恐れずに興味のあることはどんどんチャレンジしていくようにすると、
不思議と自信がもてるようになってきたのです。
いつまでも過去に縛られていてもなにも始まりません。
今は、「前を向き、夢に向かって走り続けている自分」に出会うことができ、毎日を生きています。
これもあの日、偶然「ネットビジネス」に出会うことができたからだと実感しています。
「ネットビジネス」は初期費用もほとんどかからず、経験や人脈がなくても、誰でも始めることができます。
僕の記事を読んで共感してくださった人は、お気軽にご連絡ください。
一緒に「理想の自分」と出会い、素敵な人生を歩んでいきましょう。