チャレンジしないのは不幸のはじまりです

最初にあったのは夢と、そして根拠のない自信だけ。

そこからすべてがはじまった。

孫正義 (ソフトバンク創設者)

僕たちが生きるこの日本はチャレンジしない人が世界で1番おおいと言われています。

 

それは「失敗することは罪」というような教育がまかり通っているからですね。

 

確かにできることなら誰も失敗なんてしたくないですし、誰だって一発で成功させたい、と考えて当然です。

 

でも失敗がなければ成功なんてできるわけがないと思いませんか?

 

このページは、

チャレンジしたいけれど、失敗が怖くてなかなか動けないというあなたに向けて書いていきます。

 

それでは5分ほどお付き合いください。

ほとんどの人はチャレンジしない、目標がない

実はチャレンジしない人が日本に多いのは、僕たちが受けてきた学校教育にあります。

 

そこは変な意味での「いい子」が量産されるような場所ですね。

 

確かに謙虚・・・といえば聞こえはいいのですが、

自分自身の価値を低く見すぎている、もしくは分かっていない子がほとんどだと思うのです。

 

たとえば、「オレは就職なんかしないで起業してやるぜ!」という高校生の子なんてあまり見かけないですよね?

 

もしそんなことをいう子がいたら、

 

  • 就職したほうが安心なのに
  • なんて世間知らずなんだ
  • どうせ失敗するから

 

・・・と言われてしまうのは目に見えてますね。

 

僕からすると、ほぼ全員が就職しようとするなかで、

起業したいという子がいたら全力で応援したいと思うのですが、

残念ながらそういう人が少なすぎるのが現状ですね。

 

国が定めた義務教育というのは恐ろしいパワーを持っているので幼少期から長年にわたり、

この教育を受けてきた僕たちが成人するころには、

チャレンジしないで安定を優先してしまうような生き方をえらんでしまいます。

 

さらに、目標もない(分からない)人もほとんどなのは、冷静に考えると異常だと思いませんか?

 

本来なら目標があるからこそ、僕たちがもっているパワーを最大限に発揮できるはずなんです。

 

では、なぜ「来年には起業できるようにがんばろう」などという目標すら持つことができないのか?

 

それは親や教師などが、とにかく失敗しない安定した道をすすめてくるからにすぎません。

 

考えてみてください。

 

僕たちは何回もこんなことをずっと言われてきましたね?

 

いい成績をとっていい大学へいく、そうすれば安定した仕事に就ける

 

つまり、安定した仕事に就くことがゴールとなってしまって、

その先のことを教えてくれる大人がほとんどいません。

 

そうして、「何かがおかしい」と気づきはじめたころには、

朝から晩まで働くいそがしさのあまりに考えるヒマがなく、

ひたすら週末を待つだけの生活を死ぬまでずっと繰り返していくことになるのです。

 

これじゃ目標が分からなくなってしまうのは当然ですね。

老人の7割が人生で後悔していること

老人に、あるアンケート回答をお願いしたそうです。

 

人生で最も後悔していることはなにか?

 

すると7割が同じ回答をしたそうです。

 

その回答というのがチャレンジしないで生きてきたこと、なのだそうです。

 

学校の教育なんてのは、戦後からいっさい変化していませんから、

いまの若者も老人も同じような教育を受けてきています。

 

繰り返しますが、その教育のゴールというのがチャレンジより安定を優先することでしたね?

 

確かにいまの老人が若いころは、インターネットがない時代だったので、

チャレンジすること自体はいまよりも勇気が必要だったのかもしれません。

 

たとえば会社を設立しようものなら莫大な借金をかかえてのスタートになりますからね。

 

この先人たちの「チャレンジしないのは最大の後悔になる」という教えを、僕たちは無視するわけにはいきません。

 

インターネットが普及したこともあり、昔よりも選択肢がたくさんある時代ですからね。

「根拠のない自信」を持つことからチャレンジはスタートする

いま、あなたがチャレンジしたくてもできないのは自信がないからですよね?

 

ここで重要なことをお伝えしますが、チャレンジする前に自信がないのは当然のことです。

 

はじめは「根拠のない自信」だけでいいんです。

 

この根拠のない自信が「チャレンジしよう」というパワーを呼びこんでくれるのですね。

 

ページの冒頭に記載した、孫正義氏の名言が示すように、

どんな成功者もはじめは根拠のない自信しかなかったのです。

 

ほとんどの人は勘違いしているのですが、

自信があるから行動するのではなく、行動することで自信はあとからついてくるものなんです。

 

はじめてチャレンジすることで失敗するのは当たり前で、もし失敗しても修正を繰り返してひたすら改善するだけです。

 

理想の目標を明確にする

ここまではチャレンジしない人が多い原因と、

老人が最も後悔していることは「チャレンジしない生き方」をしてしまったことである、とお伝えしてきました。

 

そして「根拠のない自信」をもつことがチャレンジのスタート、でしたね?

 

あなたがここまで読みすすめたということは、失敗を恐れずにチャレンジする覚悟が決まっていると思います。

 

それなら次は目標を設定してみるとよいかもしれません。

 

確かにチャレンジする人が少ないということは間違いありませんが、

そのなかで継続してチャレンジできる人というのは、さらに絞られます。

 

それは明確な目標を設定せずに、中途半端な気持ちで走り出してしまう人がほとんどだからです。

 

あなたがもし、「1年後には会社をやめて脱サラしていたい」という目標をたてたとしましょう。

 

そのためには、継続的な努力が必要になりますよね?

 

まさかたったの1か月で達成できるような目標ではありません。

 

では目標を達成するためには、どんな努力が必要か?

 

これを徹底的に考えることで、

折れない心でチャレンジを継続することができる可能性がグッと高まります。

 

たとえば、

 

最低でも1日に3時間は作業する

 

このような小さい努力でかまいません。

 

これだけで、「まぁ、気がむいたときに作業すればいっか!」という気持ちで取り組んでいる人とは大きな差がでます。

小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ1つの道だと思っています。

イチロー

チャレンジしない人生なんて面白くない

とにかく失敗しないために、不幸にならないために、同じ毎日を死ぬまでずっと繰り返していく・・・

 

やりたくない仕事をやり続ける・・・

 

人生がこんな日々で終わってしまうなら、僕たちはなんのために生まれてきたかわからなくなりそうです。

 

あなたのチャレンジを、もしかしたら笑う人がいるかもしれません。

 

でも、そういう人は何もチャレンジしてこなかった人、つまり失敗しないためだけの人生をただ歩んできた人です。

 

そんな人は放っておいて、あなたは、自分の夢のためにチャレンジを開始しましょう。

 

大丈夫です。

 

きっとうまくいきます。

いま、チャレンジしないのは未来の不幸のはじまり

あなたにとって不幸な人生とは、どんな人生をイメージされますか?

 

ここまで読みすすめることができる賢いあなたなら、もう大丈夫ですね。

 

それは決して、たくさん失敗した人生ではなく、チャレンジせずに後悔したまま死をむかえる人生。

 

個人的には、これが1番の不幸な人生だと思っています。

 

つまり、やらずに後悔よりやって後悔しようということですね。

 

僕たちが決断を先延ばしにしても、時間は待ってはくれません。

 

悩んだ時間だけ、僕たちのスタートが遅れることになります。

 

僕も過去に何回もチャレンジを先延ばしにしてしまったことがありますが、

それはやっぱりいまになって後悔をしてしまうという不幸のはじまりでした。

 

あなたがいまの自分に満足しておられないのであれば、

残酷なことを言ってしまうかもしれませんがいまのあなたを作ったのは過去のあなたです。

 

ということは、いまのあなたの行動が、未来のあなたに直結するわけです。

 

だとしたらチャレンジしないことの方がリスクだと思いませんか?

 

思い立ったが吉日です。

 

残りの人生で1番わかい今日がチャレンジをスタートさせる日なのかもしれません。

 

 

以下もあわせてどうぞ。

サラリーマン人生に疲れてしまったあなたへの手紙

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書籍の無料配布は予告なく終了する場合がありますので興味があればお早めに。