土木作業員は底辺じゃないけれど僕がおすすめしない理由

土木作業員は確かに、学歴に関係なくだれでも始めることができる職業です。

底辺ではありませんが、僕としてはあまりおすすめできません。

 

あなたはもしかすると土木作業員に興味があったり、現役でやっているけれど世間体が気になってしまっているのかもしれません。

このページでは土木作業員としての経験が7年の僕が土木作業員をおすすめしない理由を解説するとともに、

これからの新しい生き方についてをあなたにお伝えしていきます。

 

いずれにしても僕は土木作業員が底辺だとは、まったく思いません。

僕が土木作業員をおすすめしない理由

繰り返しますが僕は土木作業員を底辺だとはまったく思いません。

つまり僕が土木作業員をあまりおすすめしないのは底辺だからという理由なんかではありません。

それは実際に僕の経験から思った理由ということ。

 

その理由というのが、

  • 命の危険と常に隣り合わせの仕事
  • 仕事スタイルが「昭和」の親方が多い
  • 休日は基本的に日曜日だけ
  • 給料が割に合っていない

 

この4つの理由です。

命の危険と常に隣り合わせの仕事

僕が土木作業員をおすすめしない1つの理由は、常に命を失いかねない危険と隣り合わせの状態で仕事をしなければならないという点です。

もちろんそのときの作業によって変わってきますし、毎日というわけではありません。

 

でも基本的に土木工事の現場は、

重機での作業がほとんどだったり重い荷物を運んだり搬入したり、

道路の路側帯で仕事したり高所での作業など、1歩でも間違えるだけでカンタンに腕が折れてしまったり最悪の場合は命を落としてしまいます

 

いまお話した工事の内容はほんの1部ですが、土木作業員はこんな感じに常に命の危険がある状況で仕事をしなければなりません。

 

たとえば高速道路などで工事しているのを、あなたも見たことがあると思います。

仕事しているほんの数メートル近くで車がビュンビュンと走っていますよね?

 

もしうっかり道路に飛び出してしまったら・・・どうなるか想像できますね?

つまり土木作業員が会社に差しだしているのは、時間だけでなくもということなんです。

 

それを考えると給料も決してたかいとはいえないかもしれません。

土木作業員の給料にかんしては後で解説してます。

仕事スタイルが「昭和」の親方が多い

昔であれば土木業界は「怒鳴る」や「手を出す」が当たり前だったようですが、いまの時代でそのようなことをおこなえば問題になりかねません。

でも今の40代~60代で土木の親方なら、まだまだ昭和の仕事スタイルが抜けていない人が多いように思います。

確かにいい年をした大人が安易に手をだしたりするのは、底辺な人間と思われるのも当然かもしれません。

 

つまり「オレも若いときはそうされたから」や「オレが若いときの親方なんてもっと厳しかったぞ!」という考えで、昭和の仕事スタイルの人が多いという意味です。

さすがに「手を出す」というのは少なくなってきていると思いますが、「怒鳴り散らす」のはまだ当然のようにあると思います。

そのやり方では、いまの20代の人はついてきません。

 

土木をやる若者が少ないのは底辺と思われていることもあるのかもしれませんが、やっぱり土木業界にそういうイメージを持っている人ばかりだからかもしれません。

中には1日でやめてしまった人もいるくらいです。

お金を稼ぐための手段としてやるだけなのに怒鳴り散らされながら仕事をするのはバカバカしいと考えれば納得はできますが、

あなたがもし20代の人なら「うざい親方がいるかもしれない」ということを頭にいれておいて損はないでしょう。

休日は基本的に日曜日だけ

ほとんどの土木関係の会社の休日は「日曜日のみ」だと思います。

もちろんさがせば「土日祝休み」の会社もありますから、すべてがそうとはいいません。

 

でも未経験でそういったいわゆるホワイト企業に入るのはかなりハードルがたかいと思います。

世間では「働き方改革」がおこなわれているかもしれませんが、中小企業にはまったく関係のないことです。

 

僕の父親も昔から日曜日しか休んでいなかったので「大人になったら日曜日しか休めないのか」と思っていましたが、それは一般的にブラック企業といわれます。

特に最近は、仕事よりプライベートを優先したい人が多いと思います。

そういった人には土木作業員がいくら底辺ではないとしても、おすすめできません。

 

確かに仕事よりプライベートを大事にしたいのは当然のことです。

誰も仕事をするために生きているわけではないですからね。

給料が割に合っていない

命の危険が常にあり、親方に怒鳴り散らされる毎日。

さらに休みが日曜日しかない・・・

 

それで給料が割に合っていると思えればいいのですが僕が個人的にみた意見としては、

まったく割に合っていないと思います。

 

これが僕が土木作業員を底辺ではなくても、おすすめしない1番の理由です。

 

土木作業員の給料は「日給」である場合がほとんどです。

つまりは1日の単価×日数で計算されるということですね。

 

ほとんどのサラリーマンは月給、要は1か月で〇〇円と固定されていると思いますので給料のもらい方が少し違うということになります。

 

僕が実際に「日給」という給料形態で働いてみて思うのは、

月給がいくらかよりも、1日に換算するといくらなのかの方が重要ということ。

 

たとえば僕の友人で「介護」の仕事をしている人がいます。

ちなみにその介護職も、給料が安い業界として敬遠されがちな仕事です。

 

土木作業員の僕が手取り18万で、

その友人は手取り16万

 

こうやって見ると土木作業員のほうが給料がいいように見えますね?

でも次が重要です。

 

僕は月に4日しか休んでいない。

それに対し友人は月に8日ほど休んでいる。(週休二日)

 

どういうことか分かりますね?

つまり「日給」に換算するとほとんど同じ給料であるということ。

ただ会社に売っている時間が土木作業員のほうが多いだけで、給料じたいはそんなに変わらないということ。

もちろん介護もたいへんな仕事だと思いますが、

命の危険がある割には土木作業員の給料が決してたかいとはいえないということがお分かりいただけたと思います。

会社に「命」まで売ってはいけない

ここまでは土木作業員の経験が7年ほどの僕が、

土木作業員は底辺ではないけれどおすすめしない理由についてお話してきました。

 

先ほどもお話しましたが、土木作業員が会社に売っているのは時間だけでなく命もです。

会社のオーナーや役員を儲けさせるために、あなたの1つしかない命を1日たったの7000~15000円くらいで売り出していいと思えますか?

もちろんこの日給は地域によって異なります。

でも未経験の場合は、その地域のなかで1ばん安い日給で雇われることがほとんどです。

 

たとえば会社でのデスクワークなら体力の消耗がはげしいかもしれませんが、命の危険はありませんよね?

介護であっても利用者に気を使わなければいけないという意味では精神的に疲れるでしょう。

でも、これも命の危険はありません。

 

あくまで会社に100歩ゆずって売り出していいのは、時間だけです。

本当に底辺なら土木作業員はできない

「土木作業員は中卒でもできる」ということもあり学歴がまったく関係ないことから、

土木作業員=底辺というイメージをもっている人がいるのかもしれません。

 

そもそも土木の仕事は、本当に頭が悪い人はできないんです。

 

もしあなたが「どうしてもやってみたい」というなら、1度やってみるのもいいかもしれません。

その場合は決して自分がやっている仕事が底辺なんて思わずに、誇りをもってやってほしいと思います。

 

「土木作業員?底辺職じゃん!」なんて言ってくる人がいたら、こう言い返してやりましょう。

 

あなたは意地でも舗装された道路を通らないですか?

家も自分で建てますか?

 

僕たちの生活のまわりには意外にも土木作業員の仕事が関係しています。

現代はだれでも起業ができる時代

あなたがここまで読みすすめてくださったということは、僕が土木作業員をおすすめしない理由と決して底辺なんかではないとお分かりいただいていると思います。

あくまでこれは僕の個人的な考えですし、「それでもやってみたい!」と思うならいろいろな人の話を聞いてみてから判断するのがおすすめです。

 

もし「たいした学歴もないから土木作業員しかないかも・・・」という考えであれば、それはやめておいたほうが無難かもしれません。

続けていける可能性は低いと思います。

 

その場合はいまの仕事をしながら副業をするのがおすすめであり、現代ではもっとも賢い選択といえます。

副業で始めたビジネスが本業の収入を上回ったなら、もう職種や仕事のことで悩むことはなくなるかもしれません。

「起業ってそうカンタンにできるものじゃないだろ」という声が聞こえてきましたが、それは昭和までの価値観です。

 

いまはインターネットがあります。

もちろん本業の収入を上回って、脱サラしたりできるくらいまでは果てしなく遠い道のりですが起業すること自体は昔よりカンタンになったと思います。

 

そのお話は無料メール講座「脱サラを目指す会」のメンバーにこっそりとお話してます。

今だけ参加は完全無料で3000円相当の電子書籍を無料でプレゼントします。

電子書籍の無料プレゼントは予告なく終了することがあります。

その場合はいかなる理由があってもお渡しできませんので、興味があればお早めにどうぞ。