第3章 自信を少し取り戻した専門学生時代

自信 プロフィール

※前記事 第2章 立ちはだかる人間関係の壁

自信がつき希望が見えた

高校時代まで勉強も部活も、人間関係も全くうまくやれなかった僕は、

自分の将来に自信なんて持てませんでした。

 

こんな状態で自信が持てないのは当然の話ですね。

 

高校までは事実上の義務教育のようになっているので多くの人は高校に通うはずですが、

18才になり高校を卒業すると、いよいよ自分の意志で進路を決め、みんな様々な方向に進んでいきます。

 

  • いい大学へ行って、安定した職業に就く
  • 調理師免許をとるために専門学校に通う
  • 都会へいって就職する

 

こんな感じで、進学か就職かの2択を迫られます。

 

憧れていた都会で働く人もいれば、夢に向かって大学、もしくは専門学校へ進学する人もいるでしょう。

 

第2章まで読んでくださった人であれば、ご存知だと思いますが、

僕は18才までの間に多くの失敗をしてしまったせいで自信をなくしてしまい、

さらに自分すらも見失っていました。

 

  • 大学へいく頭もない
  • やりたい仕事もない
  • 都会で1人暮らしをする自信もない

 

本当にないないづくしでした。

 

こんな僕でしたが、「高校を卒業してニートはまずい」という考えはありました。

 

その結果、僕の実家から通うことのできる専門学校へ進学することにしたのです。

 

完全にその場しのぎの選択でした・・・

2年間の専門学生生活のスタート

「勉強ができないのに専門学校へ合格できたの?」

 

こう思った人もいるかもしれません。

 

僕が進学した専門学校(土木関係)は、入学すること自体は、

よほどのことがない限り誰でも簡単に入学できるレベルでした。

 

だって、入試問題は中学レベル程度の数学だったからです。

 

高校までと違い、専門学校は就職するための専門知識のみを勉強します。

 

僕の大嫌いな英語や、理科などは勉強しなくてよく、土木の専門学校だったので外での実習がほとんどでした。

 

座学が苦手な僕にとって、その部分は向いていたかもしれません。

 

人数も10人程度で、ほとんどが同い年の人でしたが、30代の人など年上の人も何名かいらっしゃいました。

 

不特定多数の人間が集まる義務教育とは異なり専門学校となると、ある程度、自分と同じタイプの人間が集まります。

 

「類は友を呼ぶ」といったものです。

意識の変化

先ほどは、専門学校は就職するための専門知識のみ勉強するとお伝えしました。

 

高校まで勉強なんて全くしてこなかった僕ですが、ここである「意識の変化」が起こります。

 

その「意識の変化」とは、

 

  • ここで学ぶことは将来に必ず役に立つ
  • だから、少しだけがんばってみよう

 

ということです。

 

高校までの勉強なんて、いつ使うか分からない知識を丸暗記するだけですよね?

 

ですが、専門学校で習う知識というのは、就職したときに必ずプラスになるだろうという確信が持てました。

 

過去の自分というのが嘘のように、真面目に学校生活に取り組みました。

 

2年生に上がる前に「進級試験」があるのですが、なんと100点で余裕の通過をし、自分が1番に驚きました。

 

オレもやればできるんだ

 

初めて自分を褒めてあげることができたかもしれません。

国家資格に挑戦

少しずつ自信を取り戻していった僕は、最後の学生生活を順調に過ごしており、

学校の仲間とも仲良くすることができていて、それまでの失われた時間が埋まっていくようでした。

 

がんばっている自分や、先生に褒められている自分、高校までの僕からしたら別人のようで毎日が楽しかったです。

 

そんな中、僕が通っていた専門学校では毎年、生徒が受験しているある国家資格がありました。

 

それは「2級土木施工管理技士」の学科試験です。

 

この資格は「学科試験」と「実技試験」があり、

両方に合格しないと資格証が与えられないのですが、「学科試験」のみ、学生でも受験することができます。

※「実技試験」は実務経験が数年ほど必要(年数は学歴によって異なります)

 

この専門学校に職を求めてくる人の多くは、この試験の合格を目指して入学してきます。

 

僕は、その当時20才。

 

20才にもなって、何もチャレンジしてこなかった僕は、

絶対に合格してやる!!

はりきっていました。

 

こんなに熱くなったのは初めてでした。

 

初めて、自宅で勉強を本気でやりました。

結果は

合格しました。

 

土木業界の人からすると、「2級なんて持ってて当たり前だ」

こう思うかもしれません。

 

ですが、その時の僕は、涙がでるほどうれしかったのを覚えています。

学生生活ラストスパート

「2級土木施工管理技士」の試験に合格し、学生生活も残り数カ月ほどになっていました。

 

となると、次は就職先ですね。

 

いくら国家試験に合格をしても就職先が決まらなければ意味がありません。

 

僕が通っていた専門学校には意外にも企業からの求人はクラスの人数を上回るほどきており、

県外に就職するか?、地元に就職するか?

 

他の仲間たちは、続々と就職先を決めていたので、悩んでいる暇はありませんでした。

 

とはいえ、

実家から通勤したほうが貯金もできていい

都会のほうが給料が高い

様々な考えが頭をよぎり、決断をするのに時間がかかってしまいました。

 

そして、「ひとまず実家から通って貯金しよう、そこで力をつけて大企業に転職しよう」、

程度の気持ちで地元の企業に面接にいき、内定をいただいたのでした。

 

この安易な決断が間違いでしたが・・・(次の記事で説明します)

 

とにかく、就職が決まったことで安心して卒業を迎えることができました。

いざ、社会人へ

2014年 3月に僕は地元のある専門学校を卒業しました。

 

小学校からの学生生活を通しても、この専門学校で過ごした2年間が1番充実していたと思います。

 

たったの2年間で、とても成長でき、自信もつき初めて笑顔で卒業式を迎えられました。

 

その日の夜には、先生も含めて飲み会があったのですが、

「よく頑張ったな」「1番に成長したのはお前だよ」などの褒め言葉をいただき、

改めてこの専門学校にきてよかったと、実感し4月から仕事をがんばるという期待と、

もう学生が終わる寂しさがありました。

 

本当に楽しかった。

 

そして、僕はいよいよ社会人となりました。

第4章へ続く