苦労と努力を間違えちゃいけない!正しい努力をしよう

あなたはいま、苦労されていますか?

それとも努力をされていますか?

 

苦労と努力の違いをきちんと説明できるでしょうか?

 

もし、あなたが毎日がつらいけどこの苦労はいつか身を結ぶだろうと、

自分を追いこんでいる状況なら少し危険かもしれません。

 

はじめにお伝えしておきますが苦労と努力は、まったくの別物です。

 

ですが会社の理不尽な上司などは、まるでこの2つの言葉がおなじ意味であるかのように、

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」なんて言ってきますから注意が必要です。

 

あなたがしているのは、苦労なのか?

 

それとも努力なのか?

 

こちらをはっきりさせるためにも、このページを最後まで読みすすめてください。

苦労しているとはどういうことか?

つまり苦労しているというのは、つらい思いをしているということですね。

 

苦労の裏には、人間関係が絡んでいる場合が多いと思います。

 

たとえば、あなたがもし仕事のことで悩んでいるとしたら、

それは上司や気の合わない同僚の存在で悩んでいることがほとんどですよね?

 

仕事の内容で分からないことがあっても上司がやさしく教えてくれるような人間なら、

そこまで悩まないはずです。

 

実は僕たち人間が苦労していることや悩んでいることの95%は人間関係なんです。

 

ここで想像してみてください。

 

この世に人間が、あなた1人しかいないとしたら?

間違いなく今、苦労していると思っていることもぜんぶ忘れることができますよね?

 

つまり苦労というのは、単純につらいとしか思わないものですね。

努力とはなにか?

では苦労とはまったく別のものであると僕が主張する努力とはなんなのか?

 

それは、あなた自身の目標や夢にむかって行動していることをさします。

 

ここで苦労と決定的な違いをお伝えします。

 

先ほど苦労の裏には人間関係が絡んでいる、とお伝えしましたね?

 

それにたいして努力は1人でするものなんです。

 

たとえば、あなたがピアノがうまくなりたいという目標があったとしましょう。

 

確かにピアノに興味がある人同士のつながりがあったほうが、切磋琢磨しあえますし、

楽しいかもしれません。

 

教えるのが上手な先生などもいれば、あなたが上達するスピードもはやくなるでしょう。

 

ですが、ここで重要なことをお伝えします。

 

あなたが上手にピアノを弾けるようになるためには、あなた自身が努力するしかありません。

 

つまり、まわりの人間関係に仲間がたくさんいたとしても、

自分自身が行動しなくては何も始まらないってことですね。

 

ピアノが苦手な人同士でただ群れていても、結局は傷をなめあうばかりで、

本来の目標である、「ピアノを弾くのが上手になること」という目標とは遠ざかるだけです。

 

つまり、苦労とは他人からさせられているもので、

努力は自分のために積極的に行動すること。

 

この違いだと個人的には考えています。

 

苦労することであなたのまわりにいる人間関係は、あなたを苦しめるだけですし、

逆に1人だと苦労なんかしないものです。

 

でも努力しているあなたのまわりの人間関係は、

あなた自身を刺激してくれたり、あなたをプラスの方向に導いてくれる人たちですね。

 

しかも、薄っぺらい人間関係に執着するくらいなら、

1人で黙々と走り続けたほうがよい場合だってあるんです。

 

最終的に努力はあなた1人でするものですから。

正しい努力ができているか?

ここまでで、苦労と努力の違いはもうイメージできましたね?

 

カンタンに復習すると、苦労は他人からさせられているもので、

努力は自分のために積極的に行動すること、でした。

 

もし、ここまで読んであなたが「自分がしているのは努力だ」と確認できたのであれば、

次は正しい努力ができているか?に着目してみましょう。

 

では正しい努力とはなにか?

 

それはカンタンに言うと、

いまあなたがしている努力の先に、あなたの理想の未来が待っているか?ですね。

 

たとえばプロ野球選手になりたいのに、サッカーの練習をしていても夢は叶いませんよね?

 

確かにサッカーで鍛えた足腰は野球に生かすことができないというわけではありませんが、

プロ野球選手になるためには正しい野球の練習をしなければなりません。

 

そのためには、正しい練習方法を勉強したり、または指導してもらったりする必要があるわけですね。

 

サッカーの練習をいくらがんばっても夢だったプロ野球選手にはなれません。

 

この例のように、あなた自身も、

いましている努力はほんとうに正しく、その先に自分の夢が待っているのか?

 

こちらを確認してみるといいかもしれません。

苦労と努力を多くの人が間違えてしまう原因

ほとんどの人は苦労と努力の違いがわかっていません。

 

僕も自分で考えるまでは、この違いがまったく理解できていませんでした。

 

というのは、こんなこと親や教師なんかは教えてくれませんよね?

 

将来になんの役にも立たない勉強をするより、

こういったことの方が生きていくうえでずっと大事だと思います。

 

この違いが理解できずに年を重ねても、苦労ばかりで人生が終わってしまい、

死ぬ直前に後悔をしてしまうことになりかねないので気をつけたいところですね。

 

あなたも聞いたことがあるかもしれません。

 

若いうちの苦労は買ってでもしろという言葉を。

 

確かに若いうちというのは、失敗してもいくらでもやり直しができる時期なので、

先ほどのような自分のために積極的に行動することは大事だと思います。

 

でも、あなたの会社の上司などがこの言葉を言ってくる場合はとくに注意が必要です。

 

あなたが苦労している原因が上司なのにも関わらず、そう言ってくる場合は、

あなたを都合よく使うために言っている可能性が高いからです。

 

つまり苦労と努力の違いが分からずに、この言葉を鵜吞みにするのは危険ということですね。

 

「苦労は報われる」というのは大間違い

僕も昔、教師にこんなことを言われた記憶があります。

 

苦労すればいつか絶対に報われるときがくる。

 

真っ白な価値観の子どもにこんな言葉をしゃべるのは、僕からすると危険しか与えないと思います。

 

ここまで読みすすめることができるあなたなら、もうお分かりですよね?

 

他人からさせられているだけの苦労は、成長はしませんし、ただ人生を浪費するだけです。

 

しかも、幼少期のころに聞いた言葉なんてのは、僕たちの記憶に深く刻まれます。

 

ということは、会社などで人間関係に悩んで苦労しているとき、

ほんとうはやめたいのに先ほどのような教師から言われた言葉が深く根付いていると、

なかなか退職するという決断ができずズルズルと引きずってしまい時間をむだにしてしまうことになります。

 

それだけならまだいいですが最悪の場合、自ら命を絶ってしまうことになってしまうかもしれないんです。

 

「そんなの考えすぎだろ」なんて声が聞こえてきましたが、

実際に上司からのパワハラなどが理由で自らの命を絶ってしまうニュースがあとをたちませんね?

 

冷静に考えれば「やめればいいだけなのに・・・」なんて思いがちですが、

このような悲しい事態を引き起こしている根本的な原因は学校教育にあると思うのです。

 

「苦労は報われる」なんてのは僕が言われただけの言葉ですが、学校教育は全体的に、

失敗するのはダメなこと上の人に逆らうのはいけないことなどといったことをたたきこまれますよね?

 

これでも、パワハラで自らの命を絶ってしまう人がいることに、

「学校教育は関係ない!」と言えるでしょうか?

 

しかも先生なんてのは、生徒の将来を本気で考えてなんかいませんから。

 

なぜ、あなたは苦労しているのか?

ここまで読みすすめてくださったあなたなら、

もう苦労と努力の違いを把握できていると思いますので、

もうむだな苦労をされることはないと思います。

 

あなたがもし、してきたのは苦労だというなら、

それは自分の人生を生きていない証拠かもしれません。

 

考えてみてください。

 

世の中のほとんどの人たちが似たような生き方をしていますね?

 

それはサラリーマンとして仕事で人生を埋めつくすような生き方です。

 

あなたは、サラリーマンになることを自分の意志でえらんだのでしょうか?

 

もしくは、いまやっている仕事は、ほんとうに自分がやりたかったことでしょうか?

 

まわりに流されて自分の意志を無視してしまい、

なんとなくやっている仕事だからこそ苦労してしまっているのかもしれません。

 

また上司など、他人の期待に応えようと、無理をしてしまっているかもしれません。

 

そうだとしたら、自分の人生を生きていないということです。

 

ほんとうになりたい自分をまずは見つけて、そのための正しい努力をしていきましょうね。

 

新しいことをはじめるのに、年齢なんて関係ありません。

正しい努力をして走り出そう

僕たちは、とにかく就職することしか親や教師に教わりませんでした。

 

そのために僕たちは無意識にサラリーマンになることをえらんでしまっていただけだったんです。

 

もっといろいろな生き方があっていいんです。

 

あなたがサラリーマンとして出世することが目標とは思えないなら、

あなただけの生き方を見つけて、正しい努力をすればいいだけです。

 

僕もまわりに流されてサラリーマンになったがために、

いつまでたっても成功できないような気がしていましたが、

やっと自分の生き方を見つけることができたような気がします。

 

それまで27年もかかってしまいました。

 

それは自分で稼ぐ力をつけて、会社に縛られず自由に生きていくことです。

 

繰り返しますが、新しいことをはじめるのに年齢は関係ありません。

 

僕より優秀なあなたなら、きっと大丈夫です。

険しい丘を登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。

シェイクスピア (英国の劇作家)

 

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