偽りの自分を演じているかぎりは会社に搾取されるだけ

今のあなたは本当のあなたですか?

 

毎日、会社で大嫌いな上司に頭をさげたり、むかつくお客に理不尽に怒られ、謝ったり・・・

 

気のあわない同僚との会話で愛想笑いしたり、行きたくもない飲み会でまた愛想笑い・・・

 

こんな調子では一生のうち本当の自分でいられる時間なんてどれほどのものでしょう?

 

「こんなの本当の自分じゃない!」と頭では分かっていても、

日常のいそがしさによってもみ消され、結局あしたも偽りの自分を演じてしまう。

 

こんな人生なんてつまらないと思いませんか?

 

しかも偽りのいい人を演じつづけても、あなた自身が損するだけなんです。

あなたは偽りの自分を演じていませんか?

偽りの自分とはいったいどんな自分なのか?

 

早速ですが、あなたにお聞きします。

 

会社にいるときのあなたは本当の自分だといえるでしょうか?

おそらく違いますね。

 

確かに仲がいい友人たちと話すときと、

会社で上司や同僚などと話をするときなんかは、気持ちがまったく違うものです。

 

でも、あなたは会社で偽りの自分を演じているがために、ただのいい人になってしまっていませんか?

 

ここでいういい人というのは、

 

  • 嫌な仕事でも文句をいわずに引き受けてくれる人
  • 本当は用事があるのに仕事を優先してしまう人
  • 残業をたのめば、ほぼ毎回してくれる人
  • 内心は怒っているのに、いつも許してしまう人

 

このような感じですね。

 

「みんなと仲良くしなきゃ!」や「嫌われたくない」という気持ちから、

いい人を演じすぎてしまっていることが、特に若手社員には多いようです。

 

嫌われたら仕事がやりづらくなってしまうというのは、

もちろん分かりますが冒頭でもお話したようにあなた自身が損をしてしまっている場合があるので、

注意したいところです。

 

実は会社の人間なんてのは、あなたが思っている以上にいい人たちばかりではないのです。

 

つまり友人などとはまったく違う存在なので、あなたのことを何も考えていない、ということですね。

 

あなたがただのいい人を演じていると会社の人間はそれをいいことに、

面倒な仕事をあなたに押しつけてくることになる可能性があるからです。

 

たとえば本来なら、あなた以外の人間がやるべき仕事があったとしましょう。

 

でも、忙しくてあたふたしています。

 

こういう状況のとき真っ先に狙われるのはいい人である、あなたです。

 

「〇〇さんにたのめばやってくれそうだから、〇〇さんにやらせちゃえ!」という感じで、

あなたに仕事を押しつけてくる可能性があるんです。

 

でも断ることができない、いい人のあなたはそれを引き受けてしまいます。

 

その結果あなたの仕事が遅くなって、残業することになってしまったりするわけですね。

(もちろん時に協力することは大事ですが。)

いい人はまわりから意見がないと思われている

相手が言っていることは間違っていると心のなかでは思っていても、

いい人はそれを相手に伝えるというようなことをしません。

 

逆に自分の本当の気持ちを押し殺して、相手の意見にむりやり合わせてしまうことがほとんどです。

 

過去の僕が、まさにこんな感じでした。

 

嫌われることを恐れて相手に合わせるだけだと、自分の感情というものが分からなくなってきてしまいます。

 

これもやっぱり、損をするのはあなたです。

 

まわりからは「意見がない人」という印象を持たれているので、

たとえば会社の人間なんかはあなたの意見を聞かずに勝手に仕事を決めてしまうことさえあります。

 

最悪の場合、あなたのいないところで話し合いをすすめていたりということにもなりかねません。

 

繰り返しますが、いい人を演じていては損をするのはあなた自身です。

「偽りのいい人」がこれからどんどん搾取され損をする時代

いい人を演じてしまっているのは、あなただけではなく多くの人が1度は経験があるのかもしれません。

 

それは多くの人が学校教育を受けてきているからです。

 

学校という場所は不特定多数の人間があつまる場所。

 

そのなかで本当の自分でいられる人は少ないでしょう。

 

というよりも、日本の学校教育は自分の意見をもたない、

つまり思考停止の人間を量産することが目的なので、

本当のあなたでいられなかった原因はそこにあるのかもしれません。

 

でもここからが重要なのですが、

 

言われたことをすべて受け入れるという意味でのいい人は、

これからどんどん損をしていく時代となりそうです。

 

先ほど、多くの人が学校教育を受けてきているから、

誰でも1度は偽りの自分を演じた経験があるとお伝えしましたね?

 

でも、この世の中のシステムに気づいた一部の人たちは、

もう偽りの自分を演じることが危険であるということを察しています。

 

というのは、そういった「いい人」がたくさんいた方が、会社としては都合がいいからです。

 

考えてみてください。

 

あなたがもしも経営者で従業員を雇うとしたら、

 

安い給料でも文句を言わずにせっせと働いてくれる人と、

「もっと給料あげてくれよ!」などと文句ばかり言う人だったら、

 

どっちが都合がよくて使いやすいでしょうか?

 

間違いなく前者ですよね。

 

つまり会社というのは利益をだすことしか考えていませんから、

あなたのようないい人が会社にとっては1番、都合がよくて使いやすいわけです。

 

ここまで読みすすめることができるあなたなら、もう気づかれたかもしれませんが、

ただのいい人は会社から働いて得た利益や、そして時間までもが搾取されつづけるのです。

 

それに気づいた人たちは、

どんどん偽りの自分を演じることをやめて脱サラするための行動をはじめているのですね。

偽りの自分を好かれるよりも、ありのままの自分で嫌われた方がいい

あなたはもうすでに偽りの自分を演じることがどれだけ危険であるかお分かりですね?

 

確かに人から嫌われるというのはいい気はしませんし、できることなら嫌われたくないものです。

 

ですが100人中、全員に好かれることは絶対にムリな話です。

 

僕も過去には嫌われたくないと思って、ずっと偽りの自分を演じつづけていた時期がありました。

 

でも家に帰ってくると、待っていたのはものすごい疲労でした。

 

本当の自分でいられない時間がながいほど、疲れもよけいにたまるものです。

 

というより、偽りの自分でまわりから好かれることに価値なんてまったくないと思います。

 

そもそも本来のあなたで接することができない相手なんて大事にする必要なんてないんですね。

 

そんな相手とは、できることなら縁を切りたいものです。

 

でも、会社の人間とはカンタンに縁を切ることはできませんよね?

 

であれば少しずつでも、ありのままのあなたで接していくようにしましょう。

 

それで嫌われるなら、それはそれでいいんです。

 

ありのままのあなたを受け入れてくれない人間なんて所詮そのていどですから。

成長して本当の自分になることは、勇気がいること。

E・E・カミングス (アメリカ合衆国の詩人・画家)

本当のあなたを取りもどす方法

ながい間こんな理不尽な社会ですごしていると、本当の自分の姿さえも忘れてしまいそうです。

 

くじ引きで決まるような人間関係では、本当のあなたでいられる相手に巡りあえる確率はすごく低いのかもしれません。

 

では、もし同じ価値観をもった仲間や本当に気の合う人にだけ囲まれる毎日だったら、

どれだけ楽しい人生になるでしょうか?

 

もしかすると、会社などといったうわべだけの人間関係ですごしていたことがバカバカしくなるかもしれません。

 

でもサラリーマンである以上は、くじ引きで決まる会社の人間関係から逃れることはできません。

 

そんな偽りの自分で、これから死ぬまで働きつづけるのか?

 

僕もあなたも人生は1回しかありません。

 

どうせなら、人生を本当の自分で死ぬまで楽しくすごしたいと思いませんか?

 

そう決意をした人たちは、次から次へと行動を開始しています。

 

何かの縁があってこのブログにたどり着いたあなたも、今日が動き出すタイミングなのかもしれません。

 

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