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- お前は低能だな!
- そんなミスするなんて頭悪すぎだろ!
- その性格を直さないといつまでたってもダメだぞ!
- どんな育ち方をすればそうなるんだ?
[/aside];
人格否定とは、その名の通りその人の性格や本質そのものを否定することです。
上記に書いた発言は過去の僕が実際に職場の上司からいわれた言葉ですね。
あなたはいま、人格を否定してくる上司や先輩がいることに悩んでおられるのかもしれません。
「そんなの気にするな!」・・・と言っても、どうしても気になってしまうものですよね?
しかし、たかが会社の上司に、
あなたの人格を否定するほどの権力はないのです。
このページを最後まで読みすすめれば、たとえ人格否定をされても負けない精神力が身につくでしょう。
そのための考え方・対処法をお伝えしていきます。
コンテンツ
会社の上司・先輩に人格を否定されたら
僕もこれまで就職やアルバイトも含めて、さまざまな職場を見てきましたが、
人格否定発言をする上司や先輩は必ずいたものです。
「お前のためを思って言ってるんだよ」と言ってくる人がいますが、
そのほとんどがあまり深く考えずに、感情的になってしまって言っている場合がほとんどです。
冒頭でもお話したように会社の上司に、あなたの人格を否定するほどの権力なんてありません。
極論をいうと、「そんな会社なんてやめるべきだ」と思うのですが、
生活を考えると、カンタンにはやめられないでしょう。
その意味でも、このページを最後まで読んでいただいて、
人格否定発言に負けない心を身につけていただきたいと思います。
それでも、どうしてもダメなら退職を検討することも1つの選択肢です。
リスクなく退職するための方法も、このページでお伝えしていきます。
仕事のミスと人格は関係ない
新卒の人や、未経験の仕事を始めたばかりのときは、
どうしても仕事に余裕がなく、視野もせまくなりミスは付きものです。
僕も仕事に慣れていないころは、数えきれないほどの失敗をしていました。
人間は誰でも失敗はするもの。
あなたの上司だって、その仕事を始めたばかりのころは、おそらく失敗ばかりだったことでしょう。
なんのミスもせずに仕事ができるようになった人はいません。
そのことを忘れて、部下が仕事で失敗したときに人格を否定してくる人がいます。
- なんでそんなこともできないの?
- お前はサル以下か?
- 低能だな・・・
はっきり言って、これでは指導になっていませんし、
ミスをした人も、「何が原因でミスしてしまったんだろう?」と反省する気にもならないのです。
そもそも仕事で失敗などをしてしまうのは、シンプルに経験不足なだけで、
人格がどうかなんてまったく関係ないのです。
たとえば、車の運転だって最初からうまくできる人はいません。
バック駐車だって何回も失敗して、コツを掴んできたころにようやく1発で決めれるようになるはずです。
それは経験不足なだけで人格なんて関係ありませんよね?
教習所の先生が、「なんでこんなこともできないんだよ!」とは言いませんし、
逆にそんなことを言ってしまえば仕事になりません。
その意味でも、あなたがもし仕事でミスをしたなら、
ミスをしてしまった原因を一緒に考え、その部分だけを指摘すればいいだけなのです。
人格を否定してくる上司の本音
本当にあなたの成長を望んでくださっている上司なら、
あなたの人格を否定するかのような発言はまずしてきません。
では人格を否定してくる上司の本音とはどういったものか?
それは、自分の思い通りに動いてくれなかったことに対しての腹いせです。
仕事のやり方や考え方などは人によって違います。
会社のマニュアルで決まったりしているものなら別ですが、そうでない限りは、
あなたの考えと上司の考えが、かんぜんに一致することなどありえないのです。
過去の僕にもこんなことがありました。
「やり方はお前に任せるから自分で考えてやっておけ」と言われたので、
僕が思った通りに仕事をすすめました。
当然やり方を間違えていたとは思いません。
しかし、その仕事が終わるころに上司がやってきて、
「なんでオレが思ってたのと違うやり方ですすめてるんだよ!お前はバカか?」と言われたことがあります。
「いやいや、だったら最初からそう指示していけよ」と思っていたので、そのときはあまり気にしていませんでしたが。
この僕の事例のように、
つまりは、「具体的な指示を出すのは面倒くさいけど、できるだけオレの思った通りにやれ」というのが、
人格否定発言をしてくる上司の本音ですが、そんなのはムリに決まっています。
そして自分の指示が足りていなかったことを棚に上げて、
あなたの人格を否定することで腹いせしているだけなのです。
上司の仕事は人格を形成することではない
本来、上司がするべき仕事とはなんでしょうか?
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それは言うまでもなく、あなたに仕事を覚えてもらうために、教えることであり人格を形成させることではありません。
もし上司が、あなたの「人格を形成しようとしている・・・」と感じるなら注意が必要です。
それは、あなたがその上司にとって使いやすい召使いになってしまうからです。
繰り返しますが上司の仕事とは、部下の人格を形成することではありません。
確かに会社では立場が上なので、その意味では仕事に関係することでは、
多少の指示には従わなければならないかもしれません。
あくまで・・・仕事のことだけです。
「お前のそのバカな頭なんとかしろ!」だったり、「黙ってオレの言うこと聞いとけ!」などの発言を真に受ける必要はないのです。
自信があれば人格否定発言なんて気にならない
いくら頭では、「こんな上司の言葉なんか気にする必要ない」と分かっていても、
実際に言われてしまえば落ち込んでしまうものです。
ですが、人格否定発言を気にしてしまう人には特徴があります。
この特徴を理解し、改善していくことができれば、
職場の人間に何を言われても動じない精神力が身につくはずです。
人格否定発言をされて、ひどく落ち込んでしまう人の特徴、
それは・・・自分の行動に自信がない人です。
つまりは自分の信念がなく、まわりに流されて生きてしまっている人のことですね。
過去の僕がまさにそうでした。
たとえば日本の教育は、
理不尽なことにも文句を言わず、大人しく上の立場の者に従順な人間を量産する仕組みになっています。
学校などでも、「先生には逆らっちゃいけない」という風潮がありましたよね?
その延長で、「会社では上司に逆らっちゃいけない」と潜在意識に刷りこまれているだけです。
これらを考えると、職場で人格否定をされて落ち込んでしまう人というのは、
会社にとっていかにも都合のいい従順な人であることが多く、言われたことをあるがままに受けとめてしまいます。
つまりは自分の意志がなく、、自分の行動に自信がないのです。
繰り返しますが、僕たちが受けてきた学校教育は、とにかく従順な労働者をつくるためのものでしかありません。
先生や上司の言うことだけが100%正しいということはないのです。
その意味でも、「これだけが正しくてこれは間違い」なんてものはありません。
だからこそ、あなたはあなたの行動や判断に自信をもっていいんです。
ここまで真剣に読みすすめていただいたらお分かりのように、
人格否定をしてくる人にまともな人間はいません。
求めていないアドバイスは聞き流していい
あなたが会社で働く目的というのは、とにかく生活をするためのお金を稼ぐことですよね?
「この仕事を極めたい!」と思えるかどうかは、まだ先の話だと思います。
それにも関わらず、あなたを仕事人間にしようとするかのように、
まったく求めていないアドバイスをしてくる上司や先輩がいませんか?
先ほどもお話したように、考え方は人によって違います。
あなたが生活のためだけにしている仕事でも、それを生きがいでやっている人もいるものです。
その温度差が求めていないアドバイスを生みます。
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- そんな性格じゃ出世できないよ
- もっと貪欲にやれ
- もう少しやる気を見せろ
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このように、あなたがその職場に骨をうずめることを決めたような感じのアドバイスをしてくる上司がいます。
確かに会社としては雇った以上、「出世を目指してもらわないと困る」かもしれませんが、
多くの人が働く目的は会社のためじゃなく、自分の人生のためです。
「自分の生き方に自信をもつ」という意味でも、求めていないアドバイスは聞き流す勇気も必要です。
パワハラだらけの職場から逃げるために
最近は上司からのパワハラなどが世間的な問題となっているのはご存知ですね?
人格を否定することも、もはやパワハラに該当します。
そんな会社のために人生を消耗するくらいなら、退職も検討することが無難だと思います。
「みんなそのくらい我慢して働いているのに自分だけそんなこと言ってられないよ」と思うかもしれませんが、
こういった同調圧力には気をつけたいものです。
つまり日本では、「みんながしていることこそ正しい」という風潮がまかり通っています。
しかし、みんなが我慢しているからといって、
あなたまでもが我慢しなければいけないという理由になるでしょうか?
考えてみてください。
たとえ楽しく生きたとしても、苦労して生きたとしても人生は1回しかありません。
人格否定発言をしてくる上司がいる、パワハラだらけの会社でやりたくない仕事をしているほど人生は長くはないのかもしれません。
そして死ぬ直前に、「何であのとき行動しなかったんだろう?」という、
後悔をのこしたまま何者にもなれずに死んでいくなんて、そんなの悲しすぎると思いませんか?
だとしたら残された人生で1番若い今日が行動するチャンスだと思います。
死ぬ前に後悔するのは、夢がかなわなかったこと、かなえられなかったこと、
そのものよりも、むしろ夢をかなえるために、全力を尽くせなかったことにあるのかもしれない。
大津秀一(日本の緩和医療医師・作家)
人格否定をしてくる上司や会社から逃げ出すためにも、
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