心配とは、行動の不足から起こるものである。
野村克也 (野球評論家)
人生や仕事のことなどでも5年先や10年先のことを考えることは誰にでもあります。
でも、そのほとんどは先のことを考えてワクワクするのではなく、不安を感じてしまう人が多いのではないでしょうか?
もちろん、先のことをどんなに考えていても誰にも答えは分かりません。
でも答えを決めることはできると思うのです。
その決定権を持っているのは、言うまでもなくあなた自身です。
このページでは、なぜ先のことを考えることで不安になってしまうのか?
そして、その不安をなくすためにはどうすればいいのか?
あなたがこれらの問題を解決して先のことを考えたらワクワクする人生を手にされるおつもりなら、このページを最後まで読みすすめてください。
コンテンツ
どんなふうに先のことを考えてしまうのか?
- 明日の仕事で失敗したらどうしよう
- 来年の今ごろはどうなっているのだろう?
- 自分は出世できるのだろうか・・・
- 結婚できるかな?
「先のことを考える」と言っても、翌日から1年後だったり5年後10年後とさまざまです。
上記に書いたことはもちろん例えですが、いずれにしても不安なことでしかありません。
先ほどもお話しましたが先のことを考えて、ワクワクする人は少ないと思います。
ほとんどの人が不安でマイナスなことをイメージしてしまうんです。
もちろん過去の僕も、先のことを考えては不安におそわれてばかりでした。
先のことを考えることでやってくる不安の原因
僕が実際に先のことを考えて感じていた不安は、
- この仕事をやっていけるだろうか?
- 自分の人生これで満足できるだろうか?
- 数年後、自分は出世できているのか?
- 貧乏から抜け出せているかな?
このように人生や仕事、お金の不安ばかりだったんです。
当時の僕は20才で不安になってしまう原因も改善方法も分からず、ただただ未来におびえることしかできませんでした。
ここからが重要です。
僕が不安ばかりだった原因、
それは今を全力で生きていないことでした。
考えてみてください。
たとえばスポーツ選手なら大会に出場するまでに、もし不安を感じていたら死ぬ気で練習しますよね?
練習することで、不安を少しでも「自信」に変えて大会にのぞむはずです。
それは「大会で優勝する」という明確な目標があるからですね。
大会まで残されたわずかな時間を不安だからといって、「敗退した自分」という先を考えるヒマがあったら練習する、という今その瞬間を全力で生きているのです。
逆にただおびえてばかりで何もしない人の結果がどうなるかは、なんとなく想像できます。
当時の僕は明確な目標なんてなく、ただボーっと今を生きているだけで先ほどのスポーツ選手でいう、大会までの時間を何もしないのと同じだといえます。
そして人生にも仕事にも何1つ満足できないという結果になってしまったのです。
つまり不安を感じるということは、今やるべきことをやっていないということ。
不安ならとにかく行動するしかないということです。
自分で決めなきゃ他人に目標までも決められてしまう
先のことを考えると不安になってしまう原因、
それは明確な目標がなく、今を全力で生きていないことであると前項でお話しました。
よく「目標を持ちましょう」とは言われますが、本当に具体的な目標を持って生きている人がほとんどいないように思います。
つまり多くの人は、人生に目標がありません。
それは学校教育で「とにかく就職しろ!」といわれ続け、流されるがままに生きている人ばかりだからです。
人生の目標が「就職すること」で勝手に設定されてしまっていたのですね。
そんなアバウトな目標では不安になってしまうのは当然のことですし、就職した時点でもう目標がないということになってしまいます。
極論ですが、いつまでも流されるがままに生きていると他人にあなたの人生を決められてしまうことになります。
「うちの会社で出世を目指してがんばって働いてね」といった具合に・・・
そこでもし目標がない自分のことを決められない人間なら、その会社で一生こき使われる人生で終わってしまいます。
自分の1度しかない人生なのに、他人に決められるなんて悲しすぎると思いませんか?
不安を感じるということはチャンスでもある
あなたが先のことを考えるうえで不安に思うということは、自分をしっかりと分析できている証拠です。
要はチャンスなんです。
もし現状になんの疑問もなくボーっと生きている人なら、不安なんてないでしょう。
おそらく、今日と同じことを3年先も5年先も繰り返していることと思います。
でもあなたは、不安を感じているんですよね?
人生だったり仕事だったり、お金に対してかもしれません。
では少し角度を変えて考えれば、それは目標になってきませんか?
人生このままではいけない・・・どんな生き方をしたいか考える
3年後も貧乏なのか?・・・・・お金を稼ぐ方法を勉強する
この仕事を続けていけるか?・・本当にその仕事はやりたいことなのか考える
このように不安は目標に変えることができるんです。
現在から未来を見るのではなく、未来から現在を見る
過去の僕も含め、多くの人は現在から未来を見てしまっています。
現在の自分から未来をみてしまうからこそ、不安になるんです。
しかもその未来(目標)がぼんやりしていて、はっきりと見えないからこそいいイメージができないのですね。
だからこそ、未来から現在を見ることが重要なんです。
たとえばプロ野球選手になりたい子どもが、現在から未来を見るでしょうか?
「今の僕じゃイチローみたいにはなれない」とがっかりするのではなく、「イチローみたいなプロ野球選手になりたい!」とガムシャラに練習に取りくむはずです。
その途中で、不安を感じることはあるかもしれません。
でも、「このままじゃイチローみたいにはなれない、僕に足りないのは〇〇だ」と不安に思っているからこそ具体的にやるべきことが分かるんです。
それがプロ野球になるという未来から現在を見るということ。
もし現在から見てしまったら、理想とのギャップがありすぎて挫折してしまうでしょう。
先のことを考えるヒマがないくらい今を全力で生きる
結論として先のことを考えて不安に感じるのは、行動が足りてないからです。
そして行動できないのは、理想とする未来(目標)がないから。
であれば僕たちがやるべきことは、もうお分かりですね?
まずは目標を明確にしてから、それを達成するための行動をするだけです。
そして「なぜ、この行動をしようと思ったのか?」を考えると、それが不安要素だったはずです。
つまり僕たちはこれまで、順番が逆だったのです。
先ほどもお話しましたが過去の僕も、先のことを考えるほど不安におそわれていました。
そんな僕でも今は自分でお金を稼いで自由に生きるという明確な目標を決めてから、やるべきことがはっきりと分かり行動できるようになったと思います。
その行動というのはブログ記事をかくことだったりと骨が折れる作業ですが、未来から見たらやらなければならない作業なのでがんばれるわけです。
なぜか今は先のことを考えるとワクワクします。
それは今やっていることが確実に未来につながっていると実感できるからです。
いいえ、先のことを考えるヒマがないくらい今を全力で生きていると言ったほうが正しいかもしれません。
夢や目標をみつけるのには、年齢は関係ないと思います。
今までは「就職」することだけしか教わっておらず、いつの間にか他人に目標を決められていたのかもしれません。
そんな他人に決められる人生なんてつまらなすぎると思いませんか?
あなたにとっては、今日が先のことを考えて不安を感じる最後の日です。
どうせならワクワクする未来をイメージできるほうが、楽しいと思います。
未来を考えない者に未来はない。
ヘンリー・フォード (フォードモーター創業者)
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