親の言いなりで生きていても、親が予想する範囲内の人生にしかなりません。
- 親が学歴主義者で、いい大学に行くよう小さいころから言われ続けてきた
- 親が叶えることができなかった夢を自分が叶えなきゃならない
- 家業を継ぐようプレッシャーをかけられている
- とにかく常識的に生きていくことしか教えてもらえなかった
- 本当はやりたいことがあるけれど親が・・・
このような人は、親の言いなりで思うような人生を生きれていない場合が多いかもしれません。
親は世間体や見栄ばかりを気にして、まわりの親たちに、
「負けないようにしたい」、「うちの子をかしこく見せたい」と、いう気持ちから、
「とにかく勉強ができる」、優秀な子どもに育てようとします。
でも、これは親の勝手な都合です。
世間体や見栄なんかを気にしていても、自分の人生をスタートさせることはできません。
親の言いなりで人生を決めるなんてイヤ!、自分の人生くらい自分で決める。
このように自分で人生を切り開いていく覚悟のある、あなただけがこのページを最後まで読みすすめてください。
親の言いなりで生きてしまう人
幼少期のころは、誰でも親に守ってもらわないと生きていけません。
親に、「これはやったらダメ!」と言われれば、「これはやっちゃいけないことなんだ」と思って当然ですし、
「こうしなさい!」と言われたことを、正しいことと思って、そうしようとしますね。
このように親に育てられ、少しずつ僕たちは大人になっていきます。
その意味では、確かに親には恩義があると思います。
でもあなたの人生は、あくまでもあなたの人生です。
それでも、いつまでも親に逆らうことができず、親の言いなりで人生を決めてしまっている人がいます。
たとえば幼いころ、「父親が怖くて逆らえなかった」とか、「何を言っても否定された」という人がそうなりやすいと思います。
本当はやりたいことや、やってみたいことがあるのに、親が望むような人生を過ごしてしまっている人ですね。
「いつかチャレンジしてやる」と思っているうちに、年はどんどんとってしまうものです。
そして、結局はなにもチャレンジも行動もできないまま・・・
きついことを言いますが、それは親の責任ではなく、自分の責任です。
親の言いなりの人生・・・その先に待っている人生は、
- いい大学に行って、安定した仕事に就職する
- 親の家業を引き継ぐ
この①と②のどちらかの場合が多いと思います。
もしかしたら、あなたも親の言いなりで、このどちらかの人生を生きようとしているのかもしれませんね。
もちろん、この生き方が悪いというわけではありませんし、あなたが納得するなら何の問題もないかもしれません。
でも本当はやりたくないのに、「親に言われたから」という理由で、あとから後悔してしまっては意味がありませんね?
繰り返しますが、あなたの人生は、あなただけのものです。
【親の言いなり】で人生を決めてはいけない理由
多くの親は、自分の子どもに成功してほしいなんて思っていません。
それはどういうことか?
「成功はしなくてもいいから、とにかく苦労しない人生にしてほしい」と思っています。
苦労しない人生というのは、たとえば前項でお話した①と②のような生き方ですね。
逆に①のような生き方は、日本では常識とされる生き方ですから、
「いい大学に行って、安定した会社に入ることが成功」と勘違いされているかもしれません。
ここで考えてみてください。
あなたは本当に、いい大学に行って、安定した会社に就職することが成功だと思えますか?
「そんなの成功でもなんでもなく、ただ世間の常識をなぞるだけだ!」と思われるなら、
あなたにとって、それは成功ではありません。
でも親の言いなりなのかは分かりませんが、受験などに猛突進していた同級生が1人か2人はいましたよね?
なんとなくお分かりかと思いますが、
多くの人が正しいと信じている、「いい大学に行って、いい会社に就職する」というのは、
成功するためではなく、あくまで苦労しないために目指すべき人生だと個人的には考えています。
とにかく40年くらい働けば、「その後は国や会社が面倒を見てくれる」という、
かんぜんに他人に人生を任せること前提の考えだと思いませんか?
それともう1つ親の言いなりで、②の親の家業を継ごうとする人がいます。
確かにサラリーマンと違って家業なら、収入は安定していない分、軌道にのったときは青天井です。
その意味では経済的には成功するという考えもあるかと思います。
親からすると、長年にわたって自分がやってきた仕事で、ノウハウも十分に蓄えているからこそ、
子どもにそれを引き継がせれば、「苦労することなく生きていける」と思われているのかもしれません。
でも、その家業というのが自分のやりたいことでもない、興味のないことでもなければ、決して成功したとは思えないはずです。
しかも365日、ほとんど働かなければいけないなら、ある意味サラリーマンより過酷かもしれません。
ここまで真剣に読んでいただいたならご存知のように、
親の言いなりで①か②の人生を生きていくというのは、
国や会社だったり、もしくは親に人生の根本的な部分を決められているということです。
つまり親の言いなりで生きていくというのは、親が予想している範囲の人生にしかならないということ。
親が望む人生に、あなたは満足しているか
「親の言いなりで人生を決めたくない」と、そう悩んでおられるあなたの親が望んでいる人生というのは、どんな人生でしょうか?
とにかく安定した人生なのか?
自分(親)がずっと続けてきた、お店や会社を守っていってくれることなのか?
あなたの親が、「あなた自身にどんな人生を望んでいるか?」を具体的にイメージできれば、
あなたの将来はなんとなく見えてくると思います。
ここからが重要です。
あなたはその親が望む人生に、心から満足できますか?
前項でもお話したように、親の言いなりで生きるというのは、
人生の根本的な部分を、すでに決められた状態ということ。
つまりは親がもう作ってくれた基礎のうえに、もうある程度の設計がされた家を建てるようなものです。
もしそれが一般住宅用の基礎だったとしたら、ビルを建てることはできません。
あなたが、「東京タワーを建てたい!」と思っても、住宅用の基礎に立ててしまえば、
崩壊するのは目に見えていますね?
だからこそ親の言いなりの人生に心から満足できないなら、まずは基礎の部分から、
あなた自身で作り直す必要があるんです。
他人が作った基礎に合わせて、あなたの家を建てる必要はありません。
それでは、「後悔する人生」の始まりだと思います。
【言いなりの人生】から脱却して自由に生きろ
確かに長年によって、親から言われ続けてきた目指すべき人生から、
軌道を修正するのには勇気がいると思います。
もし本当の毒親だったとしたら、縁を切られるリスクさえあるでしょう。
でも自分の子どもとはいえ、20才を過ぎても人生に口出しをしてくるのは、まともな大人ならしないと思います。
その意味では縁を切られたら、それはそれで自分らしく生きていくスタートかもしれません。
あなたが毒親から解放され、言いなりの人生から脱却すると決意されたなら、
自由はそう遠くありませんし、難しくもないと思います。
それは今後、
「何をやっていくか?」だったり、「どうやって生きていきたいか?」を知っている人は、
あなたの1番近くにいる人だからです。
その人とは・・・過去の自分ですね?
親の言いなりで人生を決めようとしていた、過去のあなた自身に聞いてみましょう。
- 本音は何?
- 何がイヤだった?
- 親にどんな不満をもっていた?
- 本当はなにがやりたかった?
- 本当の自分とは、どんな自分?
- 親にどうして欲しかった?
- どんな生き方をしたかった?
これを紙などに書き出してみましょう。
暴言だろうとかまいません。
あなたはいままで十分すぎるくらい我慢してきたのですから。
親に嫌われようが関係ありません。
繰り返しますが、あなたの人生はあなただけのものであり、親の人生ではありません。
シンプルに過去のあなたがやりたかったこと、チャレンジしたかったことを、
今からでもやればいいだけなのです。
むずかしくありませんよね?
「いやいや、もうこんな年だし、いまさら・・・」なんて思わず、まずはやってみていただきたいと思います。
たとえば、「高校球児として甲子園を目指す」ことは、高校生のときしかできませんが、
学生のときしかできないことでない限りは、チャレンジするに年齢は関係ないのです。
【親の言いなりの人生なんてつまらない】自分で決めろ
子どもたちは親の所有物でも、ペットでもない。
カルロス・ゴーン(元日産自動車会長)
結局のところ、どんなことでも自分で決めなければ後悔するだけです。
いまあなたが後悔していることを思い出してみてください。
もしかしたら、それは自分で決めていないことだからかもしれません。
「自分にはこれしかない!」と思ってチャレンジしたことなら、まず後悔するはずがないのですね。
ここまで真剣に読みすすめられるなら、きっと大丈夫です。
これからは、親の言いなりで人生を決めるのではなく、自分で決めましょう。
自分はどう生きていきたかったのか?
安定した人生なんかどうでもよく、ただ自分らしく自由に生きていきたかっただけじゃないのか?
親の言いなりでなくとも、常識に縛られていると自由に生きていくことは困難です。
その常識とは、朝から晩まで働かなきゃいけないということ。
そんな仕事ばかりを中心に考えていても、自分らしくは生きていけません。
「仕事しなければお金が稼げないじゃないか!」という声が聞こえてきましたが、確かに仕事は必要です。
でも、「朝から晩まで働く」というのは、つまらない人生の始まりですし、ただの偏見だったのです。
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